夏休み前の防犯チェック。「大阪府防犯モデルマンション」基準に学ぶ自宅のセキュリティ

夏休み前の防犯チェック。「大阪府防犯モデルマンション」基準に学ぶ自宅のセキュリティ

夏休みやお盆休みなど、長期不在が増える時期は空き巣被害のリスクが高まる。今回は、防犯性の高い住まいの指標となる「大阪府防犯モデルマンション」の審査基準を参考に、自宅のセキュリティを見直すポイントを解説する。

■ 1. 侵入経路の物理的強化 (社)大阪府防犯協会連合会が審査する防犯モデル基準では、ピッキングが困難な玄関扉の採用が求められる。例えば、ドア内部に防犯性を高める鉄板を入れて補強した玄関扉は、バール攻撃のような暴力破壊行為に対しても高い防犯性能を発揮する。戸建て・マンション問わず、補助錠の追加や、鎌デッドボルトを備えた鍵への交換が有効である。

■ 2. 「見通し」による犯罪抑止 建物内への侵入のしにくさに加え、共用部分の見通しの良さも犯罪に遭いにくい構造の重要な要素である。自宅の周囲において、植栽が伸びすぎて死角になっていないか、また、郵便受けの投函口から手や工具が差し込めない構造になっているかを確認せよ。

■ 3. 防犯設備の点検・拡充 エレベーター内の防犯カメラなど、記録に残る防犯設備の設置も防犯基準においてチェックされる。個人住宅においても、センサーライトの設置や、録画機能付きインターホンの活用により、侵入を企てる者への心理的ハードルを上げることが重要である。

本格的な夏を迎える前に、住まいの防犯性能を再確認し、必要に応じて設備のアップグレードを検討されたい。